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「のしろ(能代)日本語学習会」 活動日記



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嫁の立場

2010.07.20(04:35) 54

子供の為の「とても楽しいきものとマナー教室」が開催されるという情報で、早速、教室の子供達の母親に打診してみた。

マナーを知らないからといって生きられないわけではないが、知っていて困ることはない。
土曜日の午後開催と言うこともあり、会場までの交通手段も含めて親の了解を得たいと思った。

核家族のお嫁さんは「自分は日本のことを何も知らないから、子供達に教えて貰えるのは有り難い」と即答する。

姑が居るお嫁さんは「子供は、生まれたときからおばあちゃんが育ててるので、おばあちゃんの許可が要るから聞いてみます」と言う
おばあちゃん許可を貰ったと言う母親の言葉で、ボラティアに迎えに行ってもらったが、その子(小学3年生の女の子)は来なかった。

夕方、母親から電話があり「子供の事を決めるのは、おばあちゃんなので・・・子供はやりたいと言っていたのですが・・すみません止めさせます」

早速、おばあさんに会いに行った・・・受講生の入会時には必ず家族が一緒に来ることを義務付けているので、おばあさんには面識がある。

おばあさんの気持ち・・・「孫の事はカワイイ。日本のことは何も教えられない母親なのだから自分がやるしかないと思っている。着付けは、浴衣がなければ惨めな思いをさせるだけだから行かせない方が良いと思った」

今回の着付け教室は、受講した子供達25名全員に(日本人の子供も含む)浴衣を貸す講座だ。もちろん、その子の浴衣も貸して貰えたので持参し、指導内容を説明し理解してもらった。

中国からのお嫁さんは、日本語能力試験2級を受験するほどの日本語能力を持ち、介護士として働き、病気の夫(おばあちゃんの息子)を支えている。少し気が強いところはあるけれど心根は優しい人だ・・
日本語で上手く説明できない母親の場合は、自宅まで行って説明するのだが、彼女に任せた事が裏目に出た事になる。

「私は嫁だから、あんまり言えない・・・嫁は、お姑さんに逆らっちゃいけないと周りの人達は教えてくれる。
自分は日本人じゃないし、おばあちゃんが止めなさいと言ったら逆らえない。
でも、先生が話してくれたから、おばあちゃんもわかってくれたし子供も着付け教室に行ける・・有難う」


嫁の立場か~・・立場ってどういう場所なのだろう・・
嫁の立場を理解して貰って、でも自分の考えも理解してもらう・・・やっぱり相手に理解してもらためにも言葉は重要かな~

教えたおじぎの仕方で、有難うございました頭を下げる孫と、おばあちゃん、お嫁さんに見送られて帰ってきたが、改めて外国から来たお嫁さん達の立場を考えさせられた。

言葉が話せるだけでもダメか~・・文化が違う国で生きているお嫁さん達よ・・頑張れ!!



着付け教室の事を少し・・
子供達は、最初は足が痛いとか、エーできない~とか言っていたが、後半になると全員が揃って頭を下げて御礼を言えるようになって来た。面白いことに浴衣を着ると足裁きも優雅になる(笑)
一回目の感想を聞いてみた・・「意外に面白い・・もっとやりたい・」「浴衣を持って帰って練習できるんだよね・・お母さんは教えてくれないから隣のおばさんに聞こうかな~」好評だった

高校の留学生も特別参加で御願いしたが、とても喜んでいた。
「こういう事は誰も教えてくれないけど、本当の日本人になったような気がする」

引率して来た日本人の母親の言葉・・・・こういうのを教えてもらったことがないから、母親たちの講座があっても良いような気がする(外国人だから知らないわけではないんですよね・!)
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2010年07月20日
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