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「のしろ(能代)日本語学習会」 活動日記



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日本語支援活動で得たこと

2010.10.30(07:22) 91

市男女共同参画宣言都市記念式典で、パネリストの一人として参加依頼が来たとき・・正直、驚いた・・
日本語教室を継続して20年近くになるが、今まで、公の行事には一度も声がかからなかった。

外国人支援、特に東南アジアのお嫁さんへの支援は「汚い人達への支援」と言われてきた。島国の日本人としての感覚だから責められない・・なぜなら20年前 日本語支援を決めたとき、亡母が私に一番最初に言った言葉は「日本語を教えるのになぜ、中国人や韓国人(母の時代は敵国?)に教えなければならないのか・・赤だって言われるからやめなさい」

自分の母からそんな言葉が出るとは思わなかった・・小さいときから、差別をしない環境で育ってきた思いがあったからかもしれない・・しかし関わっていくごとに、母の言葉は正解だったと思える現実に出あう・

これほど困難な道のりだとは想像だにしなかった・・どうして日本語を教えるだけなのに、これほど嫌な思いをしなければならないのかと涙したことが何度あったことだろう・・

そんな中で、たった一つ誓った事は、母親に自分の行動を理解してもらう日本語支援者になる事だった・・今から考えると、20年続けてこられたのは、理解して貰う対象が母親(老人)だったことに大きな意味があったような気がする。
日本語支援は、母の介護と一体の支援活動だった(30年間の介護)

「お前は、何でも途中ではやめない子だものね~・・誰にも理解して貰えなくても、お前が居る事で助かった外国人はたくさん居る・・でもみんな同じ人間なんだよね・偏見で見ちゃいけないって良く分かった・・身体だけは気をつけないといけないよ・・もう若くないんだからね・・」

母は私にそう言って、亡くなった・・・・4年前の事だ

そのあと・・テレビの取材、新聞紹介、全国放映・・亡母からの贈り物だと思うほどのサプライズがたて続けにあるが、浮かれる気にはならない。この活動は、名声や地位を貰えば解決するような簡単なものではないからだ。
外国人支援の一番の障壁は、日本人の心の問題だと言い切れる

しかし今、少しずつだが理解して貰えるようになってきた・・と感じるだけかもしれない・・しかし日本社会全体が変化してきている。

男女共同参画宣言都市・・今だから、大きな声で宣言都市などと言えるが、男社会から見たらトンデモナイ宣言だろう・・そこに「汚い者支援」の代表である私がパネリストに呼ばれるのだ・・画期的なことである。

スゴイ能代って・・理解してくれる人達も居るんだ・・
その上、三カ国語の翻訳依頼である・・本当に嬉しかった・・
たぶん、全国的に見ても参画宣言の3カ国語版を作成する都市は、まだ何処にもないはずだ・・
県にも報告した・・スゴイですね・・とても喜んで貰えた。


日本語の宣言文を読んで教室の受講生達の顔を思い浮かべたが、公の宣言文なのだから確認する意味でも、これはきちんとした所へ頼むべきものだと考え県庁に相談した。

地域で日本語を学ぶ外国人の主婦達が、日本語能力試験に合格するのは並大抵の努力ではない・・留学生や大学生達とは違う。主婦が、家事をこなしながら一週間に一度の日本語教室で学ぶ時間がどのくらいあるというのだろう。本人の努力と家族の理解と周りの人達の協力がなければ続けられない。
7年以上の歳月をかけて取得した日本語能力試験の合格は、生きる糧となる。

教室の受講生達の翻訳がメチャクチャだったという事にでもなれば・・日本語を学ぶ努力をした人達も、これから学ぶ人達にも大きな心の傷となる。
そう考え、県に御願いした。・・・その思いを理解して快く協力して下さった県庁・国際交流協会・文化庁関係者の皆様には心から感謝したい

その翻訳が、パンフレットに載せられなくなったそうだ
今回の顛末の意図が何処にあるのか分からない・・・・

県に依頼せず、学習会の受講生達に訳させればヨカッタというのか・・もっとヒドイ事になったろう・・
受講生達にやらせなくてヨカッタと改めて思う・・


母の仏壇に向かいながら・・「母さん、まだまだ気を抜けない・・簡単に喜んではダメだって思い知らされた・・
人が良すぎるっていつも言われるけど、人を信じなければ日本語支援なんてやれない事だもの・・こうなれば死ぬまで続けるしかないかも・・」・・独り言を言ってしまった


でもね・・嬉しいこともありました。

仲間達が言いました・・「いつものことでしょう。・気にしないで、今まで通り活動を続けていけば分かってくれる人には分かりますよ・・」

主人が言いました・・・「こんな事、慣れっこだろう・・気にするな・・町の人が理解してくれるだけで十分じゃないか」

日本語関係者が言いました・・「能代教室からの発信は多くの人達が見ています・・地域の現状を伝えてください・・意外に能代からの発信は外国人散在地域の実情なのかも知れません」


パネリストに選んで下さった方が言いました・・・「学習会の活動を応援している市民はたくさん居ます。外国から来た人たちが能代に来て良かったと思う活動を20年近く継続している学習会を、誇らしく思っている人達が居ることを忘れないで下さいね」


周りには強い味方がたくさん居ました・・・私達の活動は間違っていない・・

男女共同参画宣言~~「一人ひとりを認め合い、心豊かに暮らせるまちづくり」~
願わくば、宣言に見合うまち作りを考えられる人達が増えて欲しいですね・・私達も心したいと思います
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2010年10月30日
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