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「のしろ(能代)日本語学習会」 活動日記



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子どものための学習支援

2011.07.31(05:24) 166

「学校の勉強が分からないモン・・頭が悪いんだから、しょうがないの・・どんなに勉強したって無駄なの」・・そんな言葉を、当たり前に口にする子供達

母親達は、子供自身の自己否定の姿に困惑し悩む・・・学校という社会で疎外されてきた子供は、人を信じない・・外国にルーツを持つ子どもの評価は、悲しいことに学校での成績だけという現実がある

独特の文化・習慣があり、まだまだ多文化を受け入れる環境が整備されていないのが日本社会だ」

外国籍の親は、母国の習慣を引きずって子育てをする。だから、日本で生まれた子どもでも日本語も日本の文化も半分しか理解できないのは当たり前だ・・そして今の日本で、異文化の親のために子育て支援をしてくれる所はほとんど無い

母語保持や母文化継承を促す人達は存在するが、生まれた子供達が学び成長する場所はコテコテの日本社会だ。
子供達は否応なしに日本の文化を押し付けられ、対応できなければ疎外されていく・・・日本の教育関係者が、多文化や異文化の学びをしていないからだ。

私自身は教室の中で、良くも悪くも独特な日本文化の有り様を伝えることをモットーにしてきた。
それは、外国籍の人達に気づいて欲しいからだ・・・日本社会で生きるためには、言語だけでは対応できない厳しい現実があることや、その厳しい洗礼を一番最初に受けるのは子供達だということに・・・


子供達への洗礼の第一歩が、保育所・幼稚園・・・・躾がなっていない・言うことを聞かない・大人しくしない
お知らせを渡しても返事をよこさない母親・・数え上げればきりがない

小学入学時の知能検査で引っかかる子どももいるが、基礎日本語習得ができていないからだ・・ものの名前が分からない・・この時期は、母親の母語で話した方が理解できるかもしれない・・

小学入学後の洗礼・3年目に多い・・・・落ち着きがない・先生の話を聞かない・勉強に意欲がない・理解力が乏し・学校生活の規律を守れない・・文化や習慣の違いと日本語の未熟さが明確に現れる時期・
更に、異文化に寛容ではない日本の教育システムが子供達を苦しめる

親になり日本で暮らすためにはまず、その事を知る必要がある・・決して迎合しろと言うのではない。
防災と同じだ・・知ることで対処法が見える。

日本で生まれた子どもに、日本語の学びが何故必要なのか・・・子ども自身、自分の日本語が未熟なことに気づかなければ、頭が悪い自分、理解できない自分として納得してしまう・・学習障害児として扱われる子供達も見てきた


私はいつも子供達に言う・「君たちは日本語が理解できないだけなの・もっと自分に自信を持ちなさい・・日本語の意味さえ分かったら、学校の問題も理解できるようになるのが貴方達なの・・自分のことを頭が悪いと決めつけるのは10年早い!」


日本語が理解できなかったから、学校の勉強も理解できなかったンだ・・それに気がついた子どもは確実に伸びる

日本語を学ぶことで理解できる喜びでいっぱいの子供達と出会ってきた・・



そんな子どもの一人だったK君は今、大学に進もうと勉強している「中学の先生が大嫌いだった・・両親が中国人だってことも、日本語が理解できないことも何一つ聞こうとはしてくれなかった。何か言おうとすると「言い訳するな!」としか言って貰えなかった・・でも今は、その言葉を座右の銘にしていこうと思う・・言い訳しない自分でこれからも生きて行く」


外国にルーツを持つ子どもの学習支援は・・日本語支援も含めて絶対に必要なことだと言える・・
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