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「のしろ(能代)日本語学習会」 活動日記



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地域日本語教室・・留学生の存在

2014.04.30(13:25) 309

東南アジアの嫁たちと留学生(英語が話せる欧米の学生)を、一緒の場所で学ばせるのは失礼ではないか!と・・・お叱りを受けた時代がありました・・・もしかしたら今もそう思う日本人は存在するかも・・

嫁に来た外国人に日本語を学ばせる必要はない・・「郷に入れば郷に従う」のが嫁・・嫁が反論や意見を言う日本語など覚える必要はない・・と言う人たちもいました。

日本人同士でも理解できないことが多々あるのに、言葉も文化も違う国から来た嫁であれば尚更のこと・・・・
貧しい国から来た嫁なら何をしても許される??・・なぜかしらそう思う男たち・・
それが地方の町の国際結婚の現実です・・最近は・そうではない男性もチラホラ(ガンバレ日本男児)


地方の町で、「日本語教室」を継続するのも・・開設するのも・・並大抵ではありません。
優しいおばさんレベルだと潰されてしまいます(苦笑)。

設立当初から、外国人への日本語支援と同時に日本人住民にも国際化を身近なものとして関われる「町作り」を起点にした日本語教室を目指しました。


日本語教室設立の取材に来たS新報の記者に「大それた野望ですね」と言われたことを忘れません(苦笑)

しかし、外国籍のお嫁さん達は私達と同じ地域住民として、子供を産み育てる母親になる人たちです
彼らが住民として自律して生きてくれなければ・・・困るのは私達です。
お互いに手を取り合い日本社会で一緒に生きて行く人たちを育てる・・・日本語教室を国際理解のハブにする構想が、それほど大それた野望なのか・・自問自答する日々でした。

どうせ秋田に嫁に来たような外国人なのか・・・秋田の町に嫁に来たいと思ってくれた外国人なのか・・・・・・
外国籍のお嫁さん達を迎える視点が・・日本語教室設立のビジョンだと思っています。


留学生や大学生ではない・日本語教室で学びたいと思うお嫁さんたちにも、日本語能力試験を受けるチャンスを与えたいと思いました。
お嫁さん達の意欲と向上心は生半可なものではありません(それを阻止しているのは男たちです)・
理解できるまで食らいついて聞いてきます・・・指導者も負けてはいられません(苦笑)・・
留学生からは決して出てこないような疑問や質問が飛び出すからです・・・・指導者として育てられていることを実感する日々でした。


学びの成果が日本語能力試験合格です
試験合格の新聞記事は、日本語に興味のあるALTの受講生が集まることに繋がりました。
それは単に交流するだけの場所ではない、日本語を学べる日本語教室であることの証明にもなりました。

一生懸命頑張る外国から来た人たちが集まる日本語教室・・・教室の信頼は受講生達自身が勝ち取っていったのです。
日本語教室で学んでいるからこそ「信頼できる外国人」・・この信頼関係は一朝一夕で作れるものではありません。
大学も日本語教育関係者も誰もいない町で作り上げる・・日本社会における多文化共生のあり方・・これを研究してくれたら日本独自の国際化施策が作れそうですが・・・おばさんの戯言に耳を貸す人などいませんよね~



能代教室の特徴の一つに日本文化の学びがあります。。

お花見・盆踊り・着物着つけ・お茶・お花・習字・・・・教室でおこなわれる行事には、本物の先生たちに協力をお願いしています・・・師範・師匠・講師(本物が伝える文化は、外国人にも伝わります)

生きるために学ぶ外国人だからこそ、遊びではない本物を伝えたいと思いました。
講師の先生たちには、容赦せず指導して下さいとお願いしています(苦笑)

子どもを産み育てる異文化の親たち・・・生まれた子どもは日本の文化の中で生きて行かなくてはなりません・・
生まれた子どもに日本の文化や習慣を教える・・・これは誰の仕事なのでしょう
国際化は、移民や定住施策に変わろうとしているのに・・・昔ながらの交流事業感覚でしか受け入れられない日本人
労働や研修で入ってくる外国人だって一人の人間・・心を持つ人たちであることを…忘れないで欲しい

国際理解も人間理解・・・その根本を忘れない日本人でありたい。・


日本語教室に久しぶりに高校の留学生がやってきました。
教室の子供達と・・すぐ仲良し・・・
留学生生活は楽しみもありますが、ホームシックや悩みももちろんあります

同じように、日本人ホームスティ家族も対応に戸惑ったり・困ったりもあります(苦笑)
その仲立ちができるのが日本語教室です・・一年間様々な行事と共に学ぶ教室は飽きることのない場所です

異文化の母親たちは、留学生にやさしく声をかけ応援します(未来の我が子と重ねる部分があるのかも知れません)
外国からの留学生という存在、その留学生が自分たちと同じように日本語を学ぶことに驚きます。
英語がペラペラで頭が良いのに日本語を勉強しなくてはならない・・・留学生?!・・・

チョッピリ複雑な反応に・・こちらが笑ってしまうほどです・・


「日本語が理解できない=頭が悪い」と、偏見や屈辱に押しつぶされながら頑張って生きている子供達・・
そこに、日本語を学ぶ為に留学生が入ってくるのですから・・何となく微妙かも・(苦笑)。

たくさんの留学生が日本語教室で学びました・・・一年間の留学を終え帰国するとき、教室の子供達が抱き合ってお別れを言うシーンを何度も見てきました。

教室で学んだ留学生は能代の町が大好き・・卒業後、日本で仕事を見つけた留学生もいます。
以前留学生だった人が突然遊びに来たり・・・教室の開催曜日は20年間変わっていません(毎週火曜日)
日本語教室は世界の窓口になっています。


留学生は、教室の子供達にも留学生自身にも・・お互いに刺激になっていることが分かります
子供の成長は、多くの人の関わりの中で育まれる・・・マイナス要因もプラスに転じる・心意気が試される日々です


お嫁さんも子供達もALTも留学生も、みんな一緒に日本語や日本文化を学べる日本語教室・・
国際化など考えられない地方の町で「ことば」の学びを生きる力にする日本語教室を作ってきました。・


日本語教室を継続することも重要です。
しかし教室で学んだ異文化の人たちがどんな生き方をしていくのか・・それが一番重要だと思っています。
日本語教室の答えは受講生達が出す・・そう思い厳しく?!指導してきました。
20年間・・目を背けることなく寄り添ってきたつもりです・・・


きちんと育っている・・・子供達を見ていると、異文化の母親たちの見えない苦労が伝わってきます。

お疲れ様・・ご苦労様・・子供達はいつか貴女たちに感謝する・・・
その協力ができる日本人でありたい・・おばさんの野望は・グローバルなのです!!・
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