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「のしろ(能代)日本語学習会」 活動日記



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企業研修生

2015.01.22(06:10) 351

日本華字紙・中文導報は、記事「中国人技能実習生、もはや日本行きを歓迎せず」を掲載したとのこと・・
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「もう二度と日本では働かない」円安直撃、日本から逃げ出す外国人労働者::::

円安の影響でシンガポールなど他の外国のほうが稼げるというのが理由の一つ。
それに加えて人手不足で中国国内の給与水準が上昇していることも背景にある。
また「パスポートを取り上げる」「奴隷のような扱いをする」「最低賃金を下回る給与」などの違法行為が次々と報じられるなど技能実習生制度の問題点も伝えられ、日本行きを嫌う要因となっている。

日本ではかねてから研修生制度の問題がクローズアップしているが、いまだに改善されず、給与未払いや長時間労働が続いている。
厚生労働省の調査によると、2013年に実習生を受け入れた企業や工場のうち、約8割にあたる1844社で残業代の未払いや長時間労働などの違反行為がみられた。
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この記事を読みながら・・・・・日本語支援の在り方を考え直すきっかけになった体験を思い出した。
日本企業の考え方は、20年前となーんにも変わっていない・・・・むしろ・・悪くなっているのかも知れない

20年以上前、研修生制度ができる前から技能研修生を受け入れていた企業があった・・(縫製工場)
日本語学習会を立ち上げたとき、研修生に日本語指導をしてもらえないかと依頼があり、会社に出向いて日本語指導をしたことがある…・当時は、タイや、ミヤンマーからの研修生だった

制度が確立していない中で、外国からの研修生に良い想い出を作ってあげたいと、その企業は一生懸命だった。
学習会活動の一環であるバス旅行やお花見の時には、研修生を連れてきて一緒に楽しんでくれた。
もちろん盆踊りにも参加し、浴衣を着て一緒に踊った・・・・研修生を人間として受け入れる企業と出会えたことを、私自身も嬉しく思った・・・・・研修生たちは日本語を学び、想い出をたくさん作って帰国した。
そんな活動が4~5年続いた頃、国の研修生制度ができた。

研修制度ができたら、たくさんの研修生が来て、日本を好きになる人たちがもっと増える・・そう思ったが違った・・
研修制度ができたとたん、研修生を迎える企業が激増し、安く使える中国人研修生に入れ替わった。

ひどいもの・・だった・・・
日本語指導など形だけ・・・文化や習慣を学ぶ時間があったら働け・・
日本語が分かると困る・・日本人との交流は禁止・・

日本語が分からないことで、奴隷のような扱いを受ける・・・給料の搾取、最低賃金を下回る給与、パスポート取り上げ・・

あの頃初めて・・中国語が話せる自分を後悔した(言葉の学びは、楽しいことだけではない現実を知らされた)
研修生から相談を受けても、何もできない自分・・・・悔しかった(今のような外国人相談員制度など秋田県にはなかった)
摘発される会社や、強制送還される研修生も多かった(会社に逆らった見せしめ・・)・・

日本語教室を会社研修生から一線を引こうと決心したのは、その現実と向き合ったからである。
日本企業が、こんな形でしか外国人労働者を受け入れられないなら、どこの国からも、いずれ日本は愛想を尽かされるだろう・・・そう思った(20年前のことだ)

日本語教室を、日本で生きていかなければならない人たちの自立できる場所として、企業にも行政にも、一人の市民として対応してもらえる人材を育成する・・・・それが、日本語指導者としてできる唯一のことだと思った。

生半可な気持ちで日本語指導をしてこなかった理由は・・・
「学んだことばを生きる力にする」・・・それは、異文化の人たちが日本で暮らすための唯一の力になると知ったからだ

日本語が理解できないことでDV被害者になる嫁・・
日本語ができないことで学校で差別を受ける子供達
日本語が理解できないことで奴隷のような扱いを受ける研修生・・


加害者は日本語を母語とする日本人だ!
・様々な事件と向きあうたびに・・・怒りと同時に同じ日本人であることに・・悲しみを覚える

企業研修生と関わらなくなり・・もう長い・・
教室の受講生が、スーパーで出会った企業研修生と仲良くなり、日本語教室へ連れてきてはダメかと聞く・・「会社の許可をもらったら来てもいいよ」と言うが・・・誰も来ることはできない

○外国人実習,悪質な仲介を排除 受け入れ団体は許可制に(朝日新聞DIGITAL)
http://www.asahi.com/articles/ASH1H4SDDH1HULFA01C.html

20年が経過し・・ようやく目を向けられる時代が来た?・・・・

日本の国際化は・・どこを目指しているのか分からない・・
しかし、そんな事を悠長に考えてる暇はない・・・・異文化の人たちは確実に増えている。

・・・何のために言葉を教えるのか・・・・


英語教育も同じ・・・何のために英語教育を奨励するのか・・・
同じ土俵で考えるべき問題だと思うが・・





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