多文化共生社会は・・
2010.12.30(02:37)
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12月5日に着物フェステバルがおこなわれ、それに手伝いながら考えさせられたことが多くあった。
この着物フェステバルは、盆踊りの着付けを御願いしている着物学院の主催でおこなわれたもので、参加者総勢100名という一大イベントで、リハーサルや衣装など時間配分等で細かい打ち合わせが必要だった。
このフェステバルの中で、帯で国花を創作し世界の民族衣装を着て母国語で挨拶するという企画を聞いたとき、教室の受講生達をモデルにするのは無理だと思った(乳幼児を抱え、家庭を持つ人達なので時間的に難しいのでは・・)
大学生や留学生なら喜んで参加してくれると思ったのだが・・・大きな間違いだった
12月の計画を9月に打診したが、学校側は、行事の都合があるので11月末まで返事ができないという・・・民族衣装を借りる都合もあるのでと御願いしたが無理だと言われ、それに加えられた言葉が・・
東南アジアの人達(中国・韓国・フイリピン)は、時間も守らないしルーズなので約束しても無理なことが多い
それに、留学生は日本語を学ぼうとする意識がないので、ほとんどの学生には通訳を付けなければならない
留学生が日本の学生や地域と交流をする場合、ほとんどは当日キャンセルする留学生が居ることを見越して多めに人数を押さえておく、外国人と時間や約束を守る交流をしてもらおうと思うのは無理だと言われる。
担当者の話を聞いているうちに正直、頭に来た・・
東南アジアが時間にルーズだなんて誰が決めたのか・・教室には、そんな人は一人も居ない。必ず約束の15分前には来ている。
平気で約束を破る外国人・・・教室には、そんな人は一人も居ない。できないときはできないと言うし、その代わり約束したことは必ず守ってくれる。
日本語を学ぼうとする意識がない外国人・・・・なんのために日本に留学するのか、時間も約束も守らなくても外国人というだけで留学生は神様?日本社会のルールを学ばずしてなんのための日本留学なのか・・日本語や日本文化を学ぶからこそ、日本と母国の違いが理解できるし、多くの日本人と語り合えるようになるはずではないのか・・外国人なら何をしても歓迎する日本?
話をしているうちに・・10月後半に、留学生をモデルにするのは諦めた。
教室の受講生と秋田市に住む知人達に全てを話し、改めて協力して欲しいと頼んだ。
自分の国を紹介できるチャンスはそんなにあるものではないから、喜んで参加したい。
民族衣装は持ってないけど・・借りたりするのは大変でしょうから、母国の親に連絡を取って手に入れるから心配しないでと言ってくれた人もいた。
結局、頼りになるのは信頼と繋がりの中で生きている外国籍住民だった。
乳幼児を抱えた人は御主人が見てくれると約束をしてくれたが、教室のボランテイアの人達が子守を引き受けてくれたりしてみんなの協力の下実施できたフェステバルだった。
当日は全員30分前には集合・・
参加15カ国の民族衣装を着て、みんなが笑顔でモデルを務めてくれた。モチロン日本語を学んでいる人達なので通訳なんて不要、指図されたとおりに動き綺麗な日本語で答えるので、スタッフ達が驚いていた。
正直少し心配なところもあった・・こんな大舞台で民族衣装を着て参加することに怖じ気づくのではないか・・
心配などしなくて良かった・・堂々として日本の民族衣装の着物の人達ちに負けないほどのモデルを務めてくれた。
彼女たちの笑顔を見ながら、涙が溢れてきた・・20年前は外国人の嫁さんというだけで、言われなき偏見や差別の中で彼女たちと一緒に闘ってきた。闘ってきたという言葉が一番ピッタリするような気がする。
自分が外国から来た嫁さんだと母国の衣装を着てみんなの前で紹介することなど・・・考えられない時代があった
日本語が話せないだけで障害者のように扱われていた彼女たち、日本の文化や習慣が分からないだけで、ダメ人間のように思われていた彼女たち・・・・本当は、こんなに堂々と笑顔で母国を紹介できる人達なんだ
着付けの先生もスタッフも、見に来たお客さんも全員が褒めてくれた。
こんなにステキな外国から来た人達が、この街に住んで生きて居るんですね
日本語だって分かるし、みんなバイリンガルですものね・・日本語教室で勉強した人達なんですよね・・
着付けの先生が、この企画を考えてくれたことに感謝したい。
日本語を学んだことが自分自身の自立に繋がり、住民として認められ母国を話せる人達になっていく。
若いうちに日本へ来て、母国では民族衣装を着たことがないというお嫁さんも居た。
この人達にとって母国はどこになるのだろうか・・
日本語教室は日本語や日本の文化を教えると同時に、母国を忘れない人間を育てていく場所としての機能も果たせるのかも・・・
外国人留学生は交流レベルでは楽しいかもしれないが、日本文化を伝え理解して貰いながら、多文化共生社会構築に手伝って貰えるのは、日本語を学び自立する生活者となっている外国籍住民には及ばない
日本語教室を継続していることの意味と、本音で日本や日本社会のルールを伝えてきたことが間違っていなかったことを見せて貰った・・受講生達に感謝!!
大臣賞よりも、このフェステバルのみんなの輝く笑顔が嬉しかった・・(本音)
この着物フェステバルは、盆踊りの着付けを御願いしている着物学院の主催でおこなわれたもので、参加者総勢100名という一大イベントで、リハーサルや衣装など時間配分等で細かい打ち合わせが必要だった。
このフェステバルの中で、帯で国花を創作し世界の民族衣装を着て母国語で挨拶するという企画を聞いたとき、教室の受講生達をモデルにするのは無理だと思った(乳幼児を抱え、家庭を持つ人達なので時間的に難しいのでは・・)
大学生や留学生なら喜んで参加してくれると思ったのだが・・・大きな間違いだった
12月の計画を9月に打診したが、学校側は、行事の都合があるので11月末まで返事ができないという・・・民族衣装を借りる都合もあるのでと御願いしたが無理だと言われ、それに加えられた言葉が・・
東南アジアの人達(中国・韓国・フイリピン)は、時間も守らないしルーズなので約束しても無理なことが多い
それに、留学生は日本語を学ぼうとする意識がないので、ほとんどの学生には通訳を付けなければならない
留学生が日本の学生や地域と交流をする場合、ほとんどは当日キャンセルする留学生が居ることを見越して多めに人数を押さえておく、外国人と時間や約束を守る交流をしてもらおうと思うのは無理だと言われる。
担当者の話を聞いているうちに正直、頭に来た・・
東南アジアが時間にルーズだなんて誰が決めたのか・・教室には、そんな人は一人も居ない。必ず約束の15分前には来ている。
平気で約束を破る外国人・・・教室には、そんな人は一人も居ない。できないときはできないと言うし、その代わり約束したことは必ず守ってくれる。
日本語を学ぼうとする意識がない外国人・・・・なんのために日本に留学するのか、時間も約束も守らなくても外国人というだけで留学生は神様?日本社会のルールを学ばずしてなんのための日本留学なのか・・日本語や日本文化を学ぶからこそ、日本と母国の違いが理解できるし、多くの日本人と語り合えるようになるはずではないのか・・外国人なら何をしても歓迎する日本?
話をしているうちに・・10月後半に、留学生をモデルにするのは諦めた。
教室の受講生と秋田市に住む知人達に全てを話し、改めて協力して欲しいと頼んだ。
自分の国を紹介できるチャンスはそんなにあるものではないから、喜んで参加したい。
民族衣装は持ってないけど・・借りたりするのは大変でしょうから、母国の親に連絡を取って手に入れるから心配しないでと言ってくれた人もいた。
結局、頼りになるのは信頼と繋がりの中で生きている外国籍住民だった。
乳幼児を抱えた人は御主人が見てくれると約束をしてくれたが、教室のボランテイアの人達が子守を引き受けてくれたりしてみんなの協力の下実施できたフェステバルだった。
当日は全員30分前には集合・・
参加15カ国の民族衣装を着て、みんなが笑顔でモデルを務めてくれた。モチロン日本語を学んでいる人達なので通訳なんて不要、指図されたとおりに動き綺麗な日本語で答えるので、スタッフ達が驚いていた。
正直少し心配なところもあった・・こんな大舞台で民族衣装を着て参加することに怖じ気づくのではないか・・
心配などしなくて良かった・・堂々として日本の民族衣装の着物の人達ちに負けないほどのモデルを務めてくれた。
彼女たちの笑顔を見ながら、涙が溢れてきた・・20年前は外国人の嫁さんというだけで、言われなき偏見や差別の中で彼女たちと一緒に闘ってきた。闘ってきたという言葉が一番ピッタリするような気がする。
自分が外国から来た嫁さんだと母国の衣装を着てみんなの前で紹介することなど・・・考えられない時代があった
日本語が話せないだけで障害者のように扱われていた彼女たち、日本の文化や習慣が分からないだけで、ダメ人間のように思われていた彼女たち・・・・本当は、こんなに堂々と笑顔で母国を紹介できる人達なんだ
着付けの先生もスタッフも、見に来たお客さんも全員が褒めてくれた。
こんなにステキな外国から来た人達が、この街に住んで生きて居るんですね
日本語だって分かるし、みんなバイリンガルですものね・・日本語教室で勉強した人達なんですよね・・
着付けの先生が、この企画を考えてくれたことに感謝したい。
日本語を学んだことが自分自身の自立に繋がり、住民として認められ母国を話せる人達になっていく。
若いうちに日本へ来て、母国では民族衣装を着たことがないというお嫁さんも居た。
この人達にとって母国はどこになるのだろうか・・
日本語教室は日本語や日本の文化を教えると同時に、母国を忘れない人間を育てていく場所としての機能も果たせるのかも・・・
外国人留学生は交流レベルでは楽しいかもしれないが、日本文化を伝え理解して貰いながら、多文化共生社会構築に手伝って貰えるのは、日本語を学び自立する生活者となっている外国籍住民には及ばない
日本語教室を継続していることの意味と、本音で日本や日本社会のルールを伝えてきたことが間違っていなかったことを見せて貰った・・受講生達に感謝!!
大臣賞よりも、このフェステバルのみんなの輝く笑顔が嬉しかった・・(本音)