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「のしろ(能代)日本語学習会」 活動日記



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正月用生け花

2011.01.03(06:38) 115

石井さんが、正月用生け花の新聞記事を掲載してくれました。

生徒達の玄関を見学がてら、お正月の挨拶に回ってみました・・・みんなきちんと生けてあります(金銀の水引もかけて・・)

日本語教室で生け花を勉強するというと、日本の文化紹介だと思う人達が多いと思います。
確かに日本文化紹介の一環ですが、生きるために学ぶ地域の日本語教室は文化紹介というよりもっと切実です。

のしろ教室では、お嫁さんが入会するときは、必ず御主人かお姑さんが一緒に来ることを義務づけています。
家族と面接をするのですが、休む場合や何か相談があったときなど連絡が取れるようにしたいからです。
お嫁さんの家族構成を知ることも、日本語指導をする上で重要な意味を持ちます。

その姑さんから、ある時、電話がありました。花を栽培しているが、嫁が花を根こそぎ切って花瓶に入れて飾ってしまう。日本のような生け方を教えることはできないだろうかという相談でした・・・早速、生け花教室の先生に相談したところ、お金をあまり使わず日本の文化を楽しく学ぶ方法なら、お正月にお花を生けることから初めてみましょう・・無理に教えるのではなく、楽しみながらお花を理解していくことから始めましょう・・そう言ってくれた先生の指導をもらえるようになって、6年以上になります

外国人のお嫁さんや周りの日本人の中には、花を生けるほど暇でも高級でもない?と言う人達も存在します。生け花は、余裕がある家の文化だと思っている人もまだまだ多いです。だからこそ外国からのお嫁さん達に無理に覚えて貰うのではなく、正月花を生けることによって、興味がある人に喜んで貰える体験をさせたいと思いました。

生け花の文化は、生きるために不可欠なものではありません。でも、これから日本で生きていく子供達には、少しでも日本文化に触れる場面を多く作りたいと思いました。
日本の文化を本気で学べばお金がかかります(月謝が必要)勉強塾へ行くお金はナントカしても、日本文化を学ぶお金は使おうと思わないのが外国人です(必要性が理解できない・)

だからこそ、お花の先生に御願いして仕掛けたいと思いました

正月花を学ぶことで褒められる(誰が生けたの?お正月にお花を生けるなんてどこで習ったの?)
自分に自信が持てる(日本教室ではお花も勉強するの?日本人だってやらない人が多いよ・・教えてくれる先生は有名な先生だよ・凄いね)
お金がかからない(剣山も花器も不要、空きペットボトル使用花器、鋏は先生が貸してくれる・材料の花代と謝礼は会費から)

先生へは謝礼はお支払いする(申し訳ないほどの金額ですが、外国人は何でもタダで教えてもらえるとは思わせたくないこともあり、講師の先生には受け取ってもらうように御願いしてあります)

この積み重ねは、日本語教室では、言語だけではなく日本の文化を学べる教室として不可価値が付きます(モチロン協力してくださる先生達が居るからこそできることです)

本物から学ぶ日本の文化は、学びたい人や興味のある子供達には染み込むように入って行くのを見せて貰っています。本物には、遊びの心は入り込む隙間がない・・これが本物を学ぶことの意味なのだと知らされていきます。

年末になると、あちこちで正月用の生け花教室開催の記事が載ります(日本人向け・老人や子ども向けのボランテイアとして)
私達の教室の記事も載りました。

日本語教室の生け花講座は、外国人の嫁が正月花を生けるなんて・・賛否両論あります・・

でも、違います・・日本語教室で、日本独特の文化である生け花を学ぶようになるまでには、日本語を勉強し理解できるようになり、その上で、日本の文化を学ぼうとする意欲が必要です。

生け花の講師の先生の言葉を理解しようと、受講生達は真剣な眼差しで先生のお話を聞きます。
お花の正面と後を見分ける眼も必要になります・・「アーそうだ、こっちが前だね」お花にも前と後があることが理解できる眼が・・・日本文化なのです・・

私達日本人は、彼らを通して日本の文化を改めて見直していることに気づきます・・学びの多い日本語教室が今年も始まります。
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