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「のしろ(能代)日本語学習会」 活動日記



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週刊金曜日 2/12発売786号

2010.02.15(03:05) 12

昨年9月、法政大社会学部・田中優子教授「江戸ゼミ」の学生達が、教授と一緒に能代教室を訪れた。
江戸ゼミの夏期合宿が能代で行われるようになって6年目だそうだが、私達はもちろん知らなかった。

見学の申し出は、もちろん断らない。
教室見学希望があれば、誰にでも見学して貰うのが教室のモットーとしている。
バイリンガルが育つ場所として、堂々と学ぶ姿を日本人に見て貰う外国人を育てている。
もちろん、教える側も人に見られて恥ずかしい教え方をしないボランテイアを育てる目的もある

学生達にはマンツーマンで学習者に日本語を指導してもらった。
「日本語は難しい!!」と学生達が音を上げていた。

感激しとても喜んでいた若者と話して、こういう環境をもっと若者達に提供できたらいいだろうな~と思った。

あれから半年が過ぎ、田中ゼミの担当者から電話を貰った。
田中教授が週刊金曜日の編集委員をしているので、それに能代教室のことを書きますから許可を貰いたいと
連絡が入った。

送られてきた掲載文を読んで・・感激した。

日本語教育の視点でも国際交流の視点でもない・・・言葉は関わりを作る大切な道具。
コミュニカテブな日本語ではなく、人と良い関係を作る言葉を話せる為の指導が重要

日本語教室がなぜ必要かを端的に表現してくれていた事に驚いた。・
たった2時間の授業と指導を見て、何をするために教室を継続しているのか理解してくれた事に感謝したい。

五百円の雑誌なので購入して欲しいが、簡単に手に入らない(書店で扱っているのは都会?)
本文のみ貼り付けるので読んでみて欲しい・・雑誌は写真入り・・

********************

あしもとにある東アジア共同体

         田中優子


 昨年末、SK新聞に江戸時代のことを連載した。最後の回の主題は「江戸の教育」だったのだが、なんと書き直し命令が来た。SK新聞は東アジア共同体構想に「疑義を唱えている」そうで、だから「日本の教育に特化して」書き直せというのである。
 江戸時代の教育から漢詩漢文、四書五経、読み書きそろばんを取ったら何が残るのだろう。すべて中国起源であり、東アジアの共有文化である。日本に特化することなどできないのだ。私は、江戸時代日本と東アジアが文化や教育を共有していたという話と、東アジア共同体構想に提起されている学問の交流を結びつけて書いたのだった。
 結局「東アジア共同体構想」という言葉だけ削り、もう二度と書かないことにした。残念なことに、SK新聞は、署名入りエッセイの内容にまで、社の立場を押しつける新聞だったのである。
 しかし考えてみれば、同じような愚かしさは日本のあちこちにある。この国際化の世の中で、ここで生きてゆくしかない外国人たちの投票権さえも否定する。困り切って外国からもらった嫁や、帰国した残留孤児たちに、日本語をきちんと教える仕組みさえ無いのである。国も行政も人々も、文化や思想をもらい、それによって日本を作り、長い間共有してきたその国々を無視し、軽蔑しているのだ。
 が、私は秋田県能代市で、驚くべき光景を見た。「行政に頼れない」と思ったひとりの女性が、外国人のための日本語教室「のしろ日本語学習会」を一六年間も運営し続けていたのである。その人は北川裕子さん。残留孤児の通訳をした経験から、外国人とくに女性たちが日本で家庭を持ち、毎日を生きてゆくことがいかに困難かを知った。嫁にもらっても、家では日本語を教えない。「そのうち覚えるだろう」と放置する。回覧板が読めない。学校のお知らせがわからない。近所に溶け込めない。やがて日本語ぺらぺらになる子供と、コミュニケーションが取れなくなる。孤独だ。これでは、どんな事件につながってもおかしくない。そこで、「毎日を生きてゆくための日本語」を教え続けたのである。
 昨年の九月、学生たちを連れて日本語教室へ行った。北川さんは外国人ひとりひとりに学生をはりつけた。しかし、知っているはずの日本語を教えられない。「うん、その言い方も間違いじゃないね」などという教え方をすると「だめ!」が飛んでくる。「毎日を生きてゆく人にとって、言葉は関わりを作ってゆく大事な道具。文法が正しいかどうかではなく、人と良い関係を作る言葉を話せるかどうかが重要」と北川さんは言う。
 ここにこそ、東アジアの共同作業がある。「良い関係を作る言葉」の創造と共有は、地域の、地に足をつけた生き方の中にあった

***************************

地に足をつけた生き方をしている外国人達が住んでいる町・・能代・・
一番嬉しい褒め言葉だ。

継続してきたことは間違いではなかったと改めて思う。
関わってくれた市民の皆さんに心から感謝したい

これからも、多くの地に足をつけた生き方ができる外国人を育てていこうと思う
それは、国際化の基盤を成す人達が住む町に繋がって行くことになるはずだから。。。


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