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「のしろ(能代)日本語学習会」 活動日記



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日本語教室へ来る子供達・・

2011.07.17(04:10) 157

日本語教室に来る子供達はとても元気だ・・・大きい声で「今晩は!!」とやってくる。
教室では、挨拶と言葉使いは特に注意する・・・ありがとうございます・御願いします・お疲れ様でした・さようなら・・

子供たちは、友達関係の悩みや、学校での勉強のことなどいろいろなことを話す・・・・
ボランティアの仲間は、子供達の疑問や質問にはどんな些細なことにでも耳を傾ける・・日本語教室での大人の役割はまず、子どもの話に耳を傾けることだと思っている。

笑って聞き流すこともあれば、キチンと向き合い一緒に考えてあげなければならない問題もある・・

どんなことを聞いても、笑う人もバカにする人も、モチロン「そんなことも分からないの~」などと言う人など一人も居ない
逆に・・「良く分かるね・・知っているとは思わなかった」と言う場合の方が多い

私は意地悪だから「そんなことが分からないとなると・・もっと日本語を勉強しなくちゃ・・さーモタモタしてられないよ勉強するよ~」と言うと・・・「先生・・モタモタしてられないってどういう意味?」

そうなのだ・・母語が日本語ではない母親との会話で、一番不足しているのが日常会話・・特に擬音語・擬態語
「チャンとして」「ソッチ・ソッチ」「シッカリしなくちゃ」「サッサとやって」「あーダメダメ」「ガッカリ」
「ガックリ」「ブツブツ言わないで」・・・数え上げたらきりがない・・

最近、定年退職のシニアの男性がボランティアとして入り、子供達に数学を教えてくれるのでとても助かっている
その男性が言った・・「こんなに明るくて礼儀正しい子供達なら、自然に友達が集まってお互いに仲良く勉強するんではないですか・・日本語教室とあえて言わなくても・」


そうか・・この教室に来る子供達は、明るく活き活きしている・・
この子供達の学校での顔を見たことがない人は・・子供達の心の叫びを理解できないだろう・



学習会からは、学校での非常勤日本語講師を輩出しており、その講師たちも夜の教室にはボランティアとして手伝ってくれる・・・「子どもは、学校ではほとんど話さない・・こんなに明るく何でも聞いてくる子どもなのに、学校では、先生に質問したら迷惑をかけると思っている・・なるべく目立たないように大人しくしている」


ある中学校の教師が教室を見学しに来たことがある・・「あの子が笑う顔を始めて見ました・・あんなに笑顔で人と話す子どもだとは思っていませんでした・・私達の接し方が悪いのかな~」

親が話す・・「私は日本語で子どもと話せなくなっている・・日本語教室の先生達に言われると理解できるようです・・PTAで学校の先生と話しても理解できない言葉が多くて、子どもと話し合うように言われても無理なんです」 


そんな大人達の言葉がウソのように・・・子供達は笑顔で教室にやってくる
「今晩は~・・先生教えて!算数がどうしても分からないの~・・友達とケンカしたの~・・今日褒められたよ」


子供達の笑顔の奥の涙を見てきた・・イヤになるくらい大人を気遣い、我慢している子供達


いくら礼儀正しくても日本語を必死で学んでも、見えない怪物と闘うには幼すぎる。
子供達にとっては、日本語教室は避難場所なのかもしれない・・

被災地で大人達に混じって手伝うで子供達の姿が、日本語教室の子供達とダブって見えた
自分たちを守ってくれる大人達の役に立ちたい・・自分ができることは何なのか・・

笑顔と礼儀正しさと・・自律できる自分になること・・だから必死で勉強したい・・日本語を覚えたい
ホントはみんなそう思っている・・チョット突っ張ってる子どもだって本音は同じ・・

だからこそ・・それに答えられる指導者にならなくちゃ・・

自分で飯が食える大人になるための協力者・・それが日本語支援者
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