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「のしろ(能代)日本語学習会」 活動日記



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避難訓練

2011.09.13(08:44) 175

8月30日の秋田県防災避難訓練で感じたことを書こうと思う。

県の防災訓練だということもあり、日本語教室から防災時の通訳者となる人材が確保できるか打診があった。
もし、通訳者を確保できなければ県の方から通訳者を派遣する・・とのこと・・

早速、教室の日本語能力検定試験合格者たちに打診した・・教室では必ず受講生達の気持ちを優先する

全員が即答した・・「私達が居る・・手伝うことができるなんて嬉しい・・是非やりたい
平日の訓練なので会社に休みを貰わないと参加できない。
大丈夫かと聞くと・・「会社に理由を話して休みを貰います・・きちんと話したら会社は理解してくれます」

私は、改めて思った・・彼女たちは会社でも必要な人材として生きている。
理由を話して休みを貰う・・日本語能力と同時に、信頼があればこそできることだ。

嬉しかった・・・・日本語ができなくて、会社に連絡したり病院に付いて行ったりした頃がウソのように逞しく生きている。

これが日本語支援をすることの答えなのだ・

防災訓練に組み入れて貰えた通訳支援者のコーナー(新聞記事になっている)

通訳コーナーの言語表示(中国・韓国・英語・タガログ)
日本語と母国語で提示した腕章をつけ、通訳者を実施訓練参加。
通訳者として6名、練習の意味も含め逃げまどう役のビギナーの外国人6名・・計12名の参加。 


実施して分かったこと・・
緊急時に使う日本語が難し過ぎる
もっとやさしい日本語なら通訳者が居なくても理解できる外国人も居る
外国人だけの問題ではない・・耳が遠い高齢者にも、分かりやすい言葉を使う方が理解できる


訓練に参加した外国人は、非常時に必要なのは日本語だと改めて理解したようだった。

理解しようと通訳者の話を聞く外国人を、五月蝿そうに見る高齢者達の眼に、日本語ができないと受け入れて貰えないことを実感したビギナーの受講生達には、教訓になったはずだ(苦笑)

しかし、通訳支援の必要な外国人のための避難場所は、仕分けする必要があると改めて感じた

災害時に良かれと思う通訳は、日本人には迷惑なのだ・・これは心得るべきことだと思う
医療現場での通訳なら迷惑にはならない・・しかし、医療が欲しいかどうか聞き取る通訳支援者は、避難所の中に存在しなくては意味がない・・・・現場で経験して、初めて見えたことだった。


避難生活が長期化した場合、体力があって頼りになるのは、外国人も含めた若者たちのはず・・・私自身、亡母の介護を30年おこない地震や災害を共に経験してきたが、実際に助けて貰ったのは若者達の手だった・・お互いに協力しあう方法を本気で考えなくてはならない
考えさせられた避難訓練だった。


20年の活動で出会い、協力して頂いたシニアの皆様の優しさが思い出され、心に染みた避難訓練でした(感謝)



参加した受講生が言った・・・
「日本で生きていくためには、日本語が理解できないとみんなに迷惑をかけるんだと分かりました。
私達自身が、母国の人達を助ける人間にならなくてはいけないんですね・・
とても良い経験ができました・・参加して良かったです・・・・でも、私達には日本語教室の皆さんが居る・・
本当に心から感謝します」


私は・・正直、チョッピリ辛かった・・・今まで、優しい親切な日本人が私達の教室を守ってくれた。
その中で、日本人との絆を作りたいと必死で日本語を学んできた受講生達だ・・
恩返しの意味のボランティア活動は・・・日本人の本質を知る事になった


先生、・・私達は日本で生きることにしたんだから・・色んなことを知らなくっちゃ
これからも・・ビシビシ教えて下さいね・・

教室の受講生達を誇れると言う理由が・・・・分かっていただけるだろうか・・




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