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「のしろ(能代)日本語学習会」 活動日記



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日本語支援・・子どもの場合

2011.09.23(05:55) 179

母親が外国籍で父親は日本人(外国人配偶者)・・・日本生まれで日本国籍をもつ子どもの学力低下の問題が表面化し始めている。
日本国籍なのだから日本語支援は必要ないと、学習言語支援を受けないまま育った子どもたちだ

小学校では何となくついて行けたはずなのに、中学校へ行ってから教師の話す言葉が理解できない。
おとなしく騒ぐこともせず成績は中の下、問題行動も起こさず目立たない子・・・そんな子どもが中学で付いていけなくなる

日本の中学校の教科書に出てくる熟語は難しい・・振り仮名をふれば解決するものではない・・音読と読解は根本的に違うからだ・・・低学年の基礎国語が理解できないまま中学校へ進んだ子どもは、教科書の読解で挫折し教師の話す日本語が理解できない。


乳幼児期の基礎日本語が未熟な子ども(実体験も絵本も読んで貰わなかった子ども)にとって、小学一年生の教科書に出てくる日本語がどれほど難しいか・・・教科書をじっくり読んでみると分かる。
シャボン玉・夏祭り・花火・桜の花・お花見・白クマ・ケーキ・マフラー・・・教科書に当たり前のように出てくる言葉・・擬音語・擬態語・・・・教科書は、日本で暮らす子ども自身の経験を踏まえた上で、読解力に繋げる指導書だ・・「シャボン玉って何?」とでも聞こうものなら「エーそんなのもワカンナイの~」と非難ゴウゴウ


「情報アクセス弱者」であり「言語的マイノリティ」の環境で育った子どもには、理解不能な言葉がたくさんあるはずなのに、日本国籍だというだけで、支援対象にはならない。

それなのに・・学習に遅れが出ると「日本人でも理解できない子どもはたくさん居るから大丈夫」と障害児と同等に扱われる・・・・・理不尽だ・・・・


日本社会で生きる子供達にとって・・日本の学校の現実は厳しい・・

日本語が理解できなければ、子供達には受け入れて貰えない
異文化だから、多文化だから、みんな違ってみんな良いなんて・・現場ではそんなに甘くない・・
交流レベルの国際化は受け入れても、異文化を受け入れる土壌は育っていない
日本語ができなければ、全ての教科が理解できない・・異文化を理解する教師はわずかだ・・・


日本語の挫折は、全ての挫折に繋がっていく・・・

挫折しない大人になるための最初の支援が・・・子供の学習言語支援だと思って関わってきた

子供達は障害児ではない・・・知りたいことや聞きたいことがたくさんあるのに、聞いたら母親が困ることを幼児期から身体で感じている・・だから・・聞くという行為を押さえている

そんな子供達と接してきた・・

この町には日本語教室がある・・・・何でも聞いて良い場所・・・何でも教えて貰える所・・聞くことは恥ずかしいことでも、相手を困らせることでもない・・・お母さんの国は日本ではないのだから、文化や言葉が違えば、分からないのは当たり前・・・・そんなの恥ずかしいことでも悲しいことでもない・・・・大人も子供達も、当たり前のように教室に来る

学習言語支援の本質は、基礎日本語の未熟な部分を補い、一人で学べるようにそのツールを与えることだと思う。

辞書を引き調べる力・人に聞くことの出来る力・・・それがあれば、中学校で挫折せず高校へ進学できる


子どもへの支援のあり方は、さまざまだと思う・・・しかし、その子が一人の人間として自立して生きていくことに視点を向ければ、自ずと答えは見える。

忘れてはいけないのは・・私達が日本人であること・・

自分の生まれた国を知らない人間は、異文化を理解することはできない・・・学んだことだ


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