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「のしろ(能代)日本語学習会」 活動日記



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大学に合格

2011.10.10(17:55) 182

7月16日の日誌「進路を考える」で紹介したKさん・・大学のインターンシップで、日本語指導者になりたいと語った夢を侮辱された高校生・・落ち込んで教室にも顔を見せてなくなってしまったKさんの気持ちを考えると辛かった・・・

日本語教室は、人を育て地域を捲き込み、多文化共生社会の基盤となりうるはず・という信念を持って活動を展開し、多くの人達と関わってきた・・・今までもこれからも、その姿勢は崩さない・・・
その教室を手伝い、国際理解教育を学ぶために大学に進みたいと考える高校生が育ったことは、とても嬉しかった・・・・その高校生の思いを叩き潰した大学側の言葉は、許せないと思った・・

しかし冷静に考えると、Kさんへの発言は日本語指導者に対する偏見と差別からうまれた言葉だと理解できる・・

何故なのか・・

日本語教室や日本語支援者の意識レベルは地域によってさまざまだ・・
日本語教室は何のためにあるべきか・・日本語支援者は何をするべきなのか・・・・関係者が本気で話し合ったことなど無いのかも知れない・・・集住地域と散在地域・・・そんな区分けでは解決できないのが地方の現状である


ある意味、その統一性の無さが地域の日本語教室を追い込んでいるような気がする。
大学側が、地域の日本語教室は国際化社会を担う場所としても、地域の国際化を担える人材が育つ場所としても、効果がないと考えたとしたら・・日本語教室は評価の対象としては認めないことになる。

国から表彰状を貰った能代教室でも・・地方では何の効果もない・・のか・・
若者の夢を、Kさんの思いを、大学は理解してくれないのだろうか・・・・・

無理解な教授ばかりではない・・・・きっと過疎化する町の現状や日本の国際化社会を考える上で、地域の日本語教室の価値に眼を向けてくれる教授だって居るはず・・・・もし、そんなことを何も考えない大学だとしたら、地元に大学が存在する理由は何処にあるのか・・・・・
私自身・・葛藤の日々だった




Kさんは、満面の笑顔で合格の報告に来た!!

「面接の先生は、日本語教室で学んだことや思ったことを話したら、笑顔で興味を持って聞いてくれました・・いろんなことが勉強できて良かったですねって言って貰えて嬉しかった・・・自分の気持ちを思いっきり話せ、それに賛同して貰える先生が居るんだって分かっただけでも嬉しかった・・・そして・合格通知が来ました・・嬉しくって!嬉しくって!」
分かっていただけるだろうか・・子どもは自分の夢を理解して貰う大人がいることがどれほど嬉しいか・・
あー本当に良かった・・



「合格おめでとう・・でもね・・貴女はスタートに立っただけ。
この教室の子供達に恥じないように一生懸命勉強しなさいね
日本語教室には、貴女を目指して頑張る子供達がたくさん居るのを、貴女が一番知っているはず・・あなたの思いを理解してくれる大学の先生が居てくれて良かったね・・・だからこそ、頑張りなさい」


Kさんの努力はもちろんあるだろう。
しかし・・日本語教室でボランティアをしてきた子どもの思いを、誠実に受け止めてくれた教授に感謝したい。

私達と一緒に生きると決めた外国籍住民をも理解しようとする姿勢のない人間には、本物の国際理解などできない。
言葉を話せたら・・その国も理解できると思ったら間違いだ

国際理解は所詮、人間理解が基本なのだから・・・


Kさん・・頑張って・・日本語指導者になれ・なんて言わないからね(笑)
もっともっと・・世界を目指しなさい!

教室の子供達は、世界中を飛び回る人達になって欲しい・・日本語支援者の願いです
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