タイトル画像

スポンサーサイト

--.--.--(--:--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「のしろ(能代)日本語学習会」 活動日記



スポンサー広告 トラックバック(-) | コメント(-) | [EDIT]
タイトル画像

ロンのお話・・ダブルリミテッド犬?

2012.01.05(05:03) 203

我が家の4代目ビーグル犬「ロン」の話をしたいと思います・・・

4年前、3代目のビーグルが老衰で亡くなってから、犬を育てるのは辞めようと思っていました。

そんな私がもう一度犬を育てようと思ったのは、犬が欲しい、猫が欲しいと親たちにせがむ教室の子供達に
生き物を飼うことの、責任と難しさを教えたかったからです・・・お金で買い、簡単に捨てる日本の子供達・・吠えるからとか、可愛くないからと捨てられるペットの数が多すぎます・・
異文化の母親達には、日本のペット事情が理解できないそうです・・不思議な現象だと言います。
殺されるペットの数に驚き、私が犬を車に乗せて居ることも驚きだと言います(苦笑)


知り合いの獣医から連絡が入り、生後一ヶ月で東京のペットショップへ送るブリーダーが繁殖させたビーグル達と出会いました。
6匹中、男の子は2匹・・哀れな顔で一番小さいのがロンでした。
元気で可愛い方のビーグルを勧められましたが、きっと売れ残るだろうな~そう思った時・・ロンに決めました。

ロンは小さく弱く10日ぐらい獣医に預からなければなりませんでした・・ミルクを飲ませ育てました
ロンは犬語が確立しないまま、言葉に移行して育ちました・・他の犬と関わる機会もありませんでした。

ロンは、犬語を使う必要のない環境だったのです・・・甘えたければ側に来て手の平に顔を押し付けてきたり、歩いている足下にじゃれついてきたりする。何か欲しければジッと顔を見れば理解してくれる。
お客さんが来ても、その人の顔を嘗めたり手を嘗める・・・お座りを覚え、少し理解できるようになって・・

身体も丈夫になり(チョット太目・・反省)散歩に行くと元気に走り回るようになっても、声を出すことはほとんどありません・・・全て身体で伝えようとします
でも・・身体が大きくなっても子供と同じように態度で訴える犬って・・正直大変です

欲しかったらキャイーン・・一緒に行きたかったらワン(小さい声)・・・怒られたらクーン・・
そんな声を一切出さないのです

欲しかったらお手の繰り返し・・一緒に行きたかったら足に絡みつく・・怒られたら一目散にコタツに入り出てこない・いじけた子供のように見るだけ・スリッパを噛んだらダメと言ったら革靴をかじる・・彼が一番の被害者
今まで飼った犬とはまるっきり違います

まず環境が違いすぎました
今までは、ブリーダーではなく猟犬から生まれ、生後3ヶ月まで親犬の元で育った犬を飼っていました。要するに母語が確立した犬・・ロンは一ヶ月にも満たないうちに母親から離された犬でした

又、家に一人(一匹)で留守番をしなければならなかったロン・・・・今までは、病気でも家に居た母親の存在は、犬たちにどんなに大きな役割を果たしてくれていたのか・・実感しました。

ようやく落ち着いてきましたが決して声を出そうとはしません・・どうしてなのかと考えていたとき大津先生の本を読み・・理解できました。

そうかロンは第一言語である犬語が使えないのだ・

親から犬語を使って意志を伝える術を学んでいないのです。

今まで一緒に遊んでいると嬉しくて思わずワンと大きな声で吠えてしまう犬たちと暮らしてきました。

ロンはどんなに遊んでも声を使って表現しません・・先っぽの白い尾っぽは、ちぎれるほどに振っているのに・・

生後一ヶ月にもならないうちに親犬から離され、人間の言葉だけで生きる環境に育ったロン・・日本語指導者としてロンから第一言語を奪ってしまったことに責任を感じています。



彼とロンについて話し合いました・・・困った犬と思わずに可哀想なことをしたと思おう
ゆっくりでいいから、ワンと本能的に発する機会を作ってあげよう・・楽しい思いをたくさんさせて・・

ようやく2年と3ヶ月になったロン・・まだまだ・遊んで遊んでとボールを持って来ますが、良いところが一つあります・・・どんな子供とも一緒に散歩ができます・・嫌がったりせず、その子と一緒に歩いたり走ったりします
時々、私とアイコンタクトは取りますが・・(苦笑)

子供達は何かあったとき・「ロンの散歩に一緒に行きたいなー」と言います。
何も言わなくてもロンと一緒に歩いているだけで笑顔が戻ります・・

子供達が言いました・・・
やっぱりもっと大きくなってから犬を飼うことにする・・だって育てるのが大変だし、犬はすぐに大きくなるんだものね・・躾したり散歩したり・・きちんとできるようになってからじゃないとダメだって分かったから・・


ロンは立派に役目を果たしています(苦笑)


少しずつ大人になって聞き分けるようになり、犬語も取り戻していくでしょう・・・散歩で出会う犬が吠える声に怯えていたロンも少しずつ慣れてきたようです。

犬と人との出会いは運命だと思っています。

ロンが我が家の犬になり、教室の子供達に愛される犬になったことも運命でしょう。
これからも、お互いに幸せだったと思える生活をしていこうと思っています。


まだまだ・・躾が甘いと反省です・
関連記事

「のしろ(能代)日本語学習会」 活動日記



<<嫁になるとは・・ | ホームへ | 2012年・・新しい年です>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://njsl016.blog104.fc2.com/tb.php/203-8a8fef1d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。