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「のしろ(能代)日本語学習会」 活動日記



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ボランティア養成講座の必要性とは・・・

2012.05.05(06:50) 227

4月22日から、H24年度の日本語指導ボランティア養成講座が始まりました。

田舎の町には大学も異文化間教育を指導できる人材も居ませんが、国際化は否応なしに身近にあります。 

企業研修生や日系定住外国人ではなくお嫁さんとして来ているのですから、分散型になり孤独な生活をしなければならない現実があり、嫁として迎え入れる日本人の家族は、郷にいれば郷に従えと半強制的に日本の文化を押し付けようとします。

そんな彼女たちに日本語支援をすることは、当たり前に必要なことです・・しかし、その当たり前のことさえ必要ではないと言う日本人のナント多いことか・・・

「日本語なんて簡単・誰でも教えられる」「習慣や風習は人の真似をしたら自然に覚えられる・やる気があれば何でもできる」「嫁に勉強は不要、子どもを生んで育てることに言葉は不要」「何でもハイハイと言ってれば可愛がってもらえるから日本語の勉強なんて要らない」

笑ってしまいそうな日本人の言い分ですが現実の言葉です・・・・国際化より、嫁は何のために必要なのかを考える講座を開いた方が近道のような気がする昨今です(苦笑)


そんな言葉を浴びせられながら・・日本語教室を継続してきました。

日本語支援をして分かったことは・・外国から来たお嫁さん達は「自己の確立ができている」ということでした。
文化や風習の違いは、身体で会得したものですから簡単には変えられません。しかし、この日本で生きることを選択したのですから妥協点は見いだしてもらわなくてはいけません。

だからこそ・・日本語支援者は、日本という国の実態を知る必要があるのです。
妥協してもらわなければならない点・・彼女たちが決して譲れない点・・お互いに譲りあえる点・・

何もかも母国を主張し妥協できない外国人なら、日本に住むことは難しいと教えます。
それでも住み続けたいなら、言葉が重要な意味を持つことを教えます・・日本人は言葉を自由に操る外国人には弱い人種(苦笑)ですから・・


能代教室は、言葉ができない可哀想な障害者?の集まりではありません。
母語があり、日本語ができると言うことは、バイリンガルになる人達を養成する場所だと思っています
地域に貢献できる人材を育てる日本語教室を目指してきました・・・確実に成果を上げてきました。


その教室を維持するためには、日本語支援ボランティアの意識レベル向上が重要になります。
どんな問題にもきちんと答えられるボランテイアを育成しなければ受講生達は集まりません・・・一番正直に答えを出すのは受講生です・・・日本語教室は、面白くなければ誰も集まらないからです。

無料だから受講生達の学習意欲が低いとか、元々学ぶ意識がない人達だから継続しないとか・・・日本語指導者は言い訳をしたくなりますが、無料でも有料でも日本語指導の上手な教室には受講生は集まります。


しかし又、楽しく遊ぶ教室だけでも長続きしません・・受講生達は企業研修生ではなく、嫁であり妻であり母親なのです。
毎週遊んでいられるほど暇ではありません。
確実に日本語を学んで、答えを出していかなければならない現実があります。

そのためには、日本語指導者の力量アップと新規ボランティア養成は必要なことです




それと同時に、養成講座を始めるようになってから面白い発見をしたのです。


最初は、日本語教室を手伝う人材育成の養成講座にしようと意気込んでいましたが、必ずしも講座で学んだ全ての人達が指導者になるわけではありません。
自分には日本語指導ボランティアは無理だと悟る?!人達も出てきます(苦笑)
講座を受講しても日本語教室を手伝うまでに到る人は多くないという現実があり本当に細々と、でも真摯に国際化を伝える養成講座を開催し続けてきました。


その結果・・思いがけない誤算であり発見がありました
ボランティア養成講座を受講した街の人達は、確実に在住する外国人の応援団になっているという現実でした。
細々とした活動は・・きちんと市民の皆さん伝わっていたのです。


能代市民は、外国籍住民を応援する眼で見てくれる人達が多いと・・確信を持って言えます。
その証拠に、夏の盆踊りにもたくさんの住民が一緒になって踊ってくれます
日本語教室があることをほとんどの住民が知っています。

一番面白いのは・・

「ホント・・日本語って難しいんだよね~・・私達も勉強しなくてはいけないって思うんだよね~」というおばさんのなんと多いことか(笑)


ボランティア養成講座は、教室外のボランティアを養成する講座にもなっていたことを知らされています

現在、秋田県内でボランティア養成講座を開催している市町村は皆無です。
しかし、地域に必要な日本語教室を作り地方の国際化を目指すなら、日本語指導ボランティア養成講座は必要欠くべからざる学びの場だと思っています。


要求を聞き入れ、継続開催を認めてくれる能代市に、心からお礼申し上げます。
だからこそ・・それに答えるべく受講生達が育ちます・・これからも育てていくつもりです。


人は信じてくれる人には、本当の顔を見せます・・
辛いのは誰も同じ・でも、それを乗り越えられる力を持っているのも人間です。


多くの外国籍住民から学びました・・出会いに感謝です!!





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