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「のしろ(能代)日本語学習会」 活動日記



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バイリンガル教育とは

2010.06.09(05:53) 40

教室には、子供を連れたお母さんや、大きなお腹をした女性がやってくる(妊娠8~9ヶ月)

生まれるギリギリまで教室に来るお母さんから生まれた子供は、誕生してからお母さんと一緒に教室に戻ってくると、必ずといって良いほどなついてくれる。
お腹の中で、お母さんと話す声を聴いて覚えてくれているのかな~と思う時がある(嬉しいですね)

その母親達と母語保持の話題になった(我が教室は、こういう話題を躊躇しない)

中国のQさんとSさん(幼児)、フイリッピンのSさんとMさん(乳児)、カナダのOさん(妊娠中)、
ロシアのSさん(乳幼児)・・・等々みんなお嫁さん達である

母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)と言われるが、地域で子供を育てる場合、並大抵の努力ではできない現実がある。
乱暴な言い方かも知れないが、一般の日本社会、特に外国人散在地域(田舎?)に生まれた子供をバイリンガルにしたいと思っても、育てる環境は皆無と言っても過言ではない。


中国も、フイリッピンも、韓国も、タイもベトナムも、ロシアも・・何処の国の母親も、自分の生まれた国の言葉を継承して欲しいという望みはある

しかし、家族も、周りも、特に学校は・・日本に住むなら日本語が(国語が)100点でなくてはならないと言う

少しでも母語を教えようとすると、叱責される・・日本語がダメなのは母親がダメだから・・
幼保育関係者も言う。子供に日本語で話しましょう・・早めに幼稚園に入れて日本語を覚えさせないと子供はダメになる・・

脅迫観念で幼稚園に入れる母親達が多い・・しかし・・それは母親と子供の心理状態に影響を与える
嫌と言うほど見てきた・・母親と意思の疎通ができなくなっていく子供達・・
(自分の成績が悪いのは、母親が日本語を話せないから、自分はみんなに嫌われる、いじめられる・・日本の学校教育のゆがみ)

家庭で子供の教育をしなさい、家庭がしっかりしていなければ子供は救えない・・これだけグローバル化している社会でありながら、今の日本には、文化や価値観の違う国から来た人たちが存在するという意識を持たなまま、昔ながらの家庭教育の大切さを言う。
その前に・・国が違えば価値観も、言葉も、育て方も違う民が存在する事を、学校教育関係者が学ぶべきだと思う。


外国から来た母親達は切実に訴える・・ホントは私の国の言葉を教えたい・・覚えて欲しい・・

国際結婚家庭の児童の母語教育・・・・母語は日本語なのだから、他の国の言葉を覚える必要がないと乱暴に切り捨てる教育者と何度も出会った・・悲しいくらい簡単に切り捨てる・・

母親は泣きながら諦めてしまうが、子供達は誰からの救いの手もないまま・・ダブルリミテッドになる(母語も日本語もダメな子供)


日本語教室に来ることができる子供達は救える・・決して無能な子供達ではない
日本語を取り出して学ぶことで、日本人と同じくらいの基礎日本語能力が付いていく・・高校も大学へも進学できる

そういう支援をしていくと、最初は母親に反発していた子供達が、母親の母語を学びたいと言い始める
しかし、それができるのは、日本語の基礎ができているからだ・・

もしかしたら、これから出産するカナダの0さんは母語は英語だから許される?のか・・
バイリンガルに育てたいと言い切ったOさんを応援したいと思っている。

しかし、他のどの国の子供達も、母親の母語をきちんと学びたいと言う時が必ず来る・・今までもそうだった・・

母親の母語が英語ではないことを恥じる教育を私達の日本語教室ではしていない・・世界中の国から誰が来ても
その国の母語を継承し、大切にしていく子供達であって欲しい。
日本語指導者は、日本語を教える・・・・それは相手の国の言葉を守り継承する事と繋がるべきだ


私の生まれた秋田も、「秋田弁」という方言を持つ地域。
最近の子供達は余り使えなくなっているけど・・おばあちゃんや両親から受け継いだ秋田弁は、大切に守っていきたいと思っている・・チョット視点は違うけど・・根っこは同じじゃないかな~ね!!
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