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「のしろ(能代)日本語学習会」 活動日記



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読み聞かせ・・

2010.06.18(05:53) 43

ようやくひらがなが読めるようになり、書けるようになったお母さんが一番したいことはなんだか分かりますか?
子供へ絵本を読んでやること・・

絵本は、ひらがなで書いてあるか、漢字にふりがながふられているので簡単だと思うらしく、読み聞かせを奨励する社会現象があります。

しかし・・日本語が母語ではないお母さん達にとって・・これが死ぬほど難しい・・

英語で書かれた絵本を渡され、「日本人は英語はずっと学んできたのだから、子供の絵本ぐらい簡単でしょ、
子供の発達に重要な意味を持つから、毎晩読み聞かせをして下さい」と言われたら、日本人の何人が答えられるでしょうか

しかし、絵本に必要な日本語能力は、ひらがながクリアできれば達成できるものではありません
短い言葉の中に込められる情感や発話でコミュニケーションをとるのですから、イントネーションやアクセントが重要になります。

棒読みの読み聞かせなど・・読み聞かせとは言えません


読み聞かせの意味や楽しさを理解してもらう為に、木曜日の教室は、月一回の読み聞かせボランテイアをお願いしています

やってみて分かったこと・・

読み聞かせの人達の意識が変わりました・・何を伝える為の読み聞かせなのか、本を選ぶ時点で考えて下さる様になりました。
母語が日本語ではない人達にとって、読み聞かせが簡単な作業ではない事が実体験で理解してもらえました。

一番の効果は、日本語を学ぶために努力する母親達の姿を見てもらうことで偏見がなくなった事です。
子供達の学習支援の意味も理解してくれるようになりました。


受講生達の意識が変わりました・・・日本語は、学ばなければ駆使できないものであることを理解したようです。
そのうち覚えるから勉強しなくても良いと簡単に言い放つ言葉に惑わされない母親になります

子供達と違い、生活言語と学習言語の区別が理解できない親が多いです。
ぺらぺらおしゃべりできる子供を見て、日本語は特別学ばなくても良いと思う母親が多いですが、読み聞かせをしてもらう事で学習言語の違いが理解できるようになります。

日本語は話せるけれど、学校の成績が悪いのは、子供が頭が悪いからだと決めつける親が多いです(教師にもその傾向があります)
ハッキリ言い切れます・・・教師の話す日本語の本質的な意味が理解できないから教科の成績が悪いのです

日本語という外国語を基礎から学ぶ意識を親も子供も持てば、日本語習得がまず一番に来るはずです。
しかし・・仲間作りが上手だったりコミュニケーション能力が高い子供ほど・・日本語習得を疎かにしてしまいます

それが・・学習に付いていけない子供を作り出します(悲しい結果を見せられてきました)

子供を支援する以前に、親の意識を変えなければ本質的に子供は救えません。
その実践が木曜教室であり、読み聞かせボランテイアをお願いした理由でした。

最近は、親たちが自分で読み聞かせを試み始めています・・
今年は国民読書年間だそうです。
9月末におこなう、読み聞かせのグループのロビーコンサートに参加して欲しいと依頼がありました。
中国、フイリッピン、ロシアのお母さん達に聞いたところ・・参加したいとの事。

子供への母親からのプレゼント・・日本語で絵本を読む
もっと練習が必要ですが、きっと上手に読めるようになると思います。

これを読むと・・日本語の押しつけ?と思う人がいると思いますが、そこが能代教室の違うところ・・

実は今、教室の受講生達にお願いして自国の母語の絵本集めをしています。
能代在住の外国からのお嫁さん達に、絵本で母語紹介をしてもらおうと考えています(企画のAさんから相談されたアイデア・・Aさん実行しましょうね・・協力しますよ)

もちろん・・日本語教室に参加しているお母さん達ですから、その絵本の意味を日本語でも語ってもらいます。
日本語教室があり、学ぶ人達が存在するからこそできる事です。

大学も留学生も存在しない街で・・生活者として本物の国際化を実践しているのが・・能代です。


今の能代で足りないのは子供達の学習支援教室・・どこか助成金を出してくれる所はないかなー・・
能力の提供はできるけど・・お金は無いからなー・・・ボヤキの私でした
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「のしろ(能代)日本語学習会」 活動日記



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コメント
火曜日の教室で、小学生3人が国語の音読の練習らしきもの?をしていました。
子供達が思っていた以上に感情込めて読んでいたのには少し感動してしまいました。
でも、これらは外国籍のお母さん達にとって、教えることが出来ない部分なのかもしれません。
子供達の順応性の早さには脱帽ですが、親子のコミュニケーションは取れにくくなっていく気がします。
「わらべ歌」の「♪お馬の親子は仲良しこよし・・・ポックリポックリ歩く♪」を覚えた3歳の子供に喜んでいる外国籍の母親のもう一方での、もどかしさが伝わってきました。
【2010/06/18 11:12】 | K,Tamura #- | [edit]
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