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「のしろ(能代)日本語学習会」 活動日記



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本を読む

2010.08.16(06:01) 61

お盆も終わりました・・朝夕の風が冷たく感じられます
教室の熱気に包まれる日々を送っていると、時間が経つのが早いです。

教室には子供達が増え(生まれる子供達)田舎の町での国際化の意味を本気で考えなければ
ならない時代を感じます・・・
外国籍の親の意識向上は、嬉しい反面、支援する側の対応能力も高いものを求められます。

教室で、さまざまな国の人達と関わりながら見えてきた事があります。
私達が関わっている活動は、日本語支援とか言語支援というレベルではなく
彼らが、日本で「生き直す」ための支援をしているのだと思えるようになりました。

日本という違う国で「生き直す」(労働者ではなく、この国で永久に生きていく人達)
生まれた国へ帰るとか、挫折して戻るとか・・そう思っている人は誰も居ません。
何が何でもこの日本国で働き、一人の人間として生きて行きたいと思っている人達ばかりです。
(たとえ逃げる人が居ても日本の中で生きて行こうとしています)

それなら、この日本で生き直すための支援をするべきだと思うようになりました。

たとえ・・能代ではなく違う所で生きていく人になったとしても・・日本社会で生き直していくために・・
そう思って支援すると・・「何処から予算を確保するのか」などと悩むこと自体が虚しい
国益と確実に結びつく支援活動になるはず・・
日本という国は何を考えているのか・・その方が悲しいです。

でも、手応えを感じます・・子供達から伝わってきます・・大人はそれに誘発されています。
そんなことを考えても・・それに向きあって一緒に考えてくれる人達が居ない
行政や教育委員会を捲き込まないと達成できない現実があることをイヤというほど味わっています・

世界中のさまざまな国には、その国の言語があり、英語を話せない人達がたくさん存在します。
英語を話せない人はもちろんですが、英語しか話せない人も、そんな国の人達を理解するのは難しいです

人は対話する事により世界を知ることがきますが、外国語を習得するのが苦手な日本人(英語教育の弊害?)には
難解な作業です。

でも、教室に来て、生きるために日本語を必死で学び、日本人と正面から向きあい、母国を語り自己表現をし、疑問を投げかけてくるお嫁さん達と向きあっていると、生きることの原点を見せて貰うような気がします。

彼らは日本で生き直すために、日本語という言語を必死で学びます(本当の意味の識字)
その姿勢に、感動を覚えます。
我が子を抱きしめる母親の顔には、この国で幸せに育てたいと思う願いが溢れています。


人間が人間として生きる事が困難な時代の中で・・日本語という言葉を媒介に、お互いを知る、日本以外の国を知る・・そして世界の中の自分を発見していく・・そんな場所が、日本語教室なのかも知れない・・



**里見実 著・・・ブラジルの教育思想家パウロ・フレイレ「被抑圧者の教育学」を読む**


上記の本を読みながら・・能代でおこなってきた「生きるための日本語」という活動の理念を提示して貰えたような気がしました。

そんな難しく考えたわけではないけど・・思想の原点は同じ・でした・・
君たちの考えは間違ってないよ・・これからも頑張れ!!って声をかけられた気がしました(笑)

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